軍産複合体~道徳vs営利主義~

 もうすぐ1月17日です。1月17日は、阪神淡路大震災が発生した日ですが、ドワイド・ D・アイゼンハワー・アメリカ大統領の退任演説が行われた日でもあります。有名な、”軍産複合体”という概念を後世に残してくれた演説になります。


 (日本語字幕をONにしてご視聴ください。)
 
 日本語訳の全文はコチラ

 さてさて、近頃また、揉めだしているようで・・・。
【ソウル聯合ニュース】遭難した北朝鮮の船舶を捜索する過程で発生した韓日間の「レーダー問題」が国際世論戦に発展しそうだ。韓国国防部関係者は6日、海軍の人道的救助活動を威嚇した日本の不当な行為を海外に知らせるため、日本語や中国語など計8言語の映像を制作して公開すると伝えた。・・・つづきを読む

 正味、この手の記事はヘッドラインだけ見て、まったく内容は見ない。どうせ、言った言わない、やったやってない、現場無視、日韓の似た者同士の勢力が、喧々諤々、非難轟轟、極めて非生産的なことに時間を費やしているだけであろうから。

 このような人々は、闇の霊に利用されるだけ、であろう。

Ahriman
 軍産複合体が、堂々と表を歩いている。

 過去記事で、在韓米軍の撤退とそれに伴うアメリカの支配領域の変化について触れた。

 在韓米軍は、本当に撤退するかもしれない。 
『2019年「トランプが在韓米軍撤退」で世界大乱時代の幕が開ける』〔現代ビジネス〕・・・”昨年6月にシンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談は、私も現地で取材したが、何よりも驚いたのは、会談後にトランプ大統領が開いた記者会見で、「在韓米軍を撤退させたい。あんなものはカネの無駄だ」と発言したことだった。”・・・つづきを読む 

 考えることはみんなだいたい同じか。

<ここから過去記事・一部抜粋、編集>

 ・・・だいぶ前だが、霊能者を名乗る有名ブロガーだったと思うが、”アメリカは(従順な日本に比べて)韓国の対応に不満を覚え、在韓米軍を撤退させるかもしれない”云々 、発信していたことがあった。そうなると、在日米軍の役割はますます大きくなるかも?

 新たな地政学的リスクが考えられる。

米国の”テリトリー”が、38度線(ピンク点線)から半島南沖(ピング実線)へシフト。

 これと関連して、小生の脳裏をよぎったのは、海底資源発見のニュースだった。
『南鳥島の海底レアアース、世界需要の数百年分』【毎日新聞】(18・4・10)携帯電話などに欠かせないレアアース(希土類)が、小笠原諸島・南鳥島(東京都)周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底に世界需要の数百年分あることが分かったと、東京大や海洋研究開発機構などの研究グループが10日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。・・・つづきを読む

 本格的に採掘できるようなり、世界経済にとって需要な役割を占めるようになるまで、50年もかからないだろうか?

 そうなる頃、資源戦争が、はじまる。経済戦争だけで、物理的な戦争になる可能性は低いかもしれないが。

 朝鮮半島の地政学的シフトと、将来の資源戦争とを踏まえて、オカルト的に勝手に解釈すると、上記の地図は以下のようになる。
 
アトランティス大陸を通過していない(らしい)東アジア人は分断。
 朝鮮半島、中国がロシア(ロシア・スラブ民族)側で、日本はもちろんアメリカ(アングロ-サクソン)側である。

 現在の第5文化期(AD.1413~3573)から、第6文化期(AD.3573~5733)の移行に際し、ゲルマン・アングロ-サクソン文化圏(第5文化期)とロシア・スラブ文化圏(第6文化期)との間に相克があると小生は考えている。

 その相克が、この海底資源を巡った争いに表現される、かもしれない。

 既に南シナ海では権益を巡ってバトル中である。

Deep Sea Vent
 さらなる火種は太平洋の海底資源。

 不幸中の幸いになるだろうか、東アジアは原発だらけなので、(米軍人に死者が出てしまうので)物理的戦争にはなりにくい?

Roadtechs
 原発がある意味抑止力とかw 

 ・・・

 ・・・笑えない。 

<ここまで> 

 霊的な、スケールの大きな観点で見ると、軍産複合体の手のひらで踊らされていることの無意味さに気付く。

 シュタイナーによると、第一次世界大戦が勃発したのは、世界の主要な指導者が闇の霊によって思考を混乱させられたからだと言う。


 もう東アジア人とか、こいつらからしたら赤子の手をひねるようなものだろうよ。(東の実験場やね。)

  悪魔は、未来においても文明の担い手であり続けるに違いありません。このことはきびしい、そして重要な真実なのです。そしてこの真実は、未来の文明に破壊的な力が混入していることと深く関連しているのです。・・・現在の人間の情動、慣習の在り方に従えば、破壊的な力は、今後ますます私たちの社会生活全体の中に入ってきて、人間関係そのものをますます破壊していくでしょう。
 今こそ人間は、キリストの言葉が現実のものとなるように、努力すべきなのです。すなわち、「私の名の下に二人の人が結ばれるとき、その二人の間に私がいる」(マタイ伝十八章二〇)という言葉がです。
 しかし技術文明、営利主義は、この言葉ではなく、悪魔の言葉をますます現実のものにしています。すなわち、「私の名の下に二人もしくはもっと多くの人が喧嘩し、争い、戦い合おうとするとき、その人たちの間に私がいる」をです。

 道徳(的葛藤)が負け、営利主義が勝つ時代。

 アメリカも日本も、宇宙規模まで安全保障のステージを上げた。
 『防衛省が「宇宙部隊」新設へ 宇宙ゴミや不審衛星を監視』(18/11/19)”防衛省は「宇宙部隊」を新たに設ける方針を固めた。部隊は「宇宙ゴミ」(スペースデブリ)と呼ばれる人工衛星やロケットの残骸のほか、他国の不審な衛星などを監視。陸海空の各自衛隊が統合運用する。2022年度をめどに設置する予定で、政府が来月改定する「防衛計画の大綱(防衛大綱)」にも新設が明記される。19日、複数の政府関係者が明らかにした。”・・・つづきを読む

『トランプ米大統領、「宇宙軍」創設を指示』〔BBCJapan〕・・・”ドナルド・トランプ米大統領は18日、米軍6番目の部門となる「宇宙軍」を創設する大統領令を発表した。トランプ大統領は、宇宙軍の創設は国家の安全保障と、雇用創出による経済発展を促すと語った。”・・・つづきを読む

 記事によると、2000年にラムズフェルド元国防長官が宇宙軍について言及しており、トランプ爺は闇の霊の計画を推進している。

(断っておくが、宇宙の監視を国家レベルでやる必要がない、と言っている分けではない。良し悪しの判断を越えて、人知を超えたところで起きている事象を指摘しているのであって、人や組織を批判する意図は、ない。 )

 宇宙軍の創設の目的は、霊的観点で言うと、地球を”半植物的な機械”で覆うことである。人間を重力に縛り付け、エーテル化したキリストを認識させないようにする、闇の霊の計画である。

 だから、軍事専門家が言うような、真なる意味での安全保障は、現実世界には存在しない。人々は、闇の霊・アーリマンの手のひらでずっと踊らされているだけである。

 そうして、なんだかよく分からない兵器を買うことになる。

イージスアショア(文春オンライン

 この巨大電子レンジを、日本は4600億円分ほど購入した(予定)らしい。

 こんなの不要です(野党)→ミサイルが飛んで来る→ウチ落とせない→だから言ったじゃないか(与党)→防衛予算増

 日本を守ります(与党)→ミサイルが飛んで来る→ウチ落とせる→どや、エエやろ!もっといるやろ(与党)→防衛予算増 

 日本を守ります(与党)→ミサイルが飛んで来る→ウチ落とせない→これじゃ足りん!もっといるやろ(与党)→防衛予算増
 
 どう転んでも、防衛予算は増加する。
『防衛予算 拡大路線でいいのか』〔佐賀新聞〕”2019年度当初予算案の防衛費は、米軍再編関係費などを含め5兆2574億円と過去最大を更新し、第2次安倍政権の発足以降、7年連続の増額となった。”・・・つづきを読む

 日本の軍事費の推移(ドルベース)。
Military expenditure by country

  19年度は、ドルベースで言うとざっくり500億ドルで、バブル期とほぼ同じ。インフレ率を考慮したグラフでも何でもないんで、だから何だと? しかし、600億ドルを超えると、世相もかなり変わってくるかも?

 アメリカの軍事費からしたら、可愛いもんですがね。
Military expenditure by country
  
 ケタが違いすぎる・・・。

 ちなみにMIC(軍産複合体) というサイトによると、契約ベースでアメリカが2016年度に費やした国防費は、


  2千3百億ドル。25兆円くらいですか~。

 これだけの金額と、これに携わる人材がすべて、教育・農業・飢餓撲滅・技術革新のためだけに働けば、世界問題は一挙に解決する、と考えるのは、センチメンタルだが、物理的には可能であろう。

 物理的には可能だが、心情的に不可能なだけ、だろう。 

 ”天での戦い”に敗れた堕天使たちが、人間の心、自我を捉えている。
 
聖ミカエルとドラゴン


・・・
(5)第五文化期(ゲルマン-アングロ・サクソン文化期)AD.1413~3573
⑥ガブリエル(AD.1510-1879)
ミカエルと龍の戦い(AD.1841(霊界)・黙示録12章)
⑦ミカエル(AD.1879-2300)
現代
(6)第六文化期(ロシア・スラブ文化期)AD.3573~5733
(7)第七文化期(アメリカ文化期)AD.5733~7893
→月の帰着

・・・

 現代は時代霊ミカエルの時代であり、完全な自由意志が認められる時代である。悪を避けるのではなく克服し、愛を賦活しなければいけない時代である。

 軍産複合体の膨張に一定の歯止めをかけるのも、個人の自由意志に委ねられている。

キリスト像作成中のシュタイナー

 人間は悪(反キリスト・アーリマン)を克服できるか?  

 おわり

ーーーーーーーー

<ここから過去記事一部抜粋・編集>
”アーリマンは3千年紀の初めに西洋に受肉して、秘密の学院を作り、本来なら人間が苦労して達成するはずの透視力を人類に提供する。世界の機械的・数学的把握、経済至上主義、国粋主義、福音書の一面把握が、アーリマンの受肉を準備する。・・・特に英米では、アーリマン的四大元素存在が 人間の姿をとって出現し、秘密結社・カルト教団に入っている。”

 アーリマンは霊界の存在を隠し、カルマが導く運命も、すべて偶然と思わせ、個人の霊的進化を阻む。

 シュタイナー学派によると、1998年にアーリマン(ソラト)の器が誕生し、二十一世紀前半中に活動を開始するとみられている(『天地の未来』序より)。40歳頃とすれば、2038年頃に現れる。

 ちなみに、ヒトラー予言では2039年が人類二極化に関わる「究極の状態」であるらしい。神人(ゴッド・メンシュ)が反キリストのことだろうか?

 日本で有名な某アメリカ人霊能者は、90年代ごろに活動していた反キリストになる予定の器が、”軍事作戦の失敗により死亡した” と著書で主張していた。

 おそらく、ペンタゴンの裏、9.11やボストンマラソンテロ事件等を引き起こしたグループの中枢に、神秘学的知識をもった人物、あるいは秘儀参入者がいるのだろう。悪魔に喜んで使役している人物が。

 アーリマンが、このグループ内から誕生するとは限らないが、彼らが意図的に受肉を準備している可能性はとても高いだろう。 

 戦後、 三世代は通過しただろうか。日本ではもう戦争の悲惨さを伝える声が小さくなっていく時節、虚栄心を鷲掴みにされたトランプ・安倍コンビの朦朧さと愚かさとが、アーリマンの誕生が近いことを告げている。

 ついでに、戦争と災害の関連についても考えておきたい。
数多くの自然災害を目撃すると、「いつ、この自然災害は準備されたのか」という問いを立てることができますし、立てねばなりません。自然災害は戦争の戦慄、戦争の残虐、人類文明の進歩のなかに現れたその他の残虐さのなかで準備されたのです。
 二つの世界大戦やこれまでの紛争は、自然災害を準備してきた。(3.11はいつの戦争を受けて起きたことだろうか?)そして、二十一世紀の戦争とされたテロ戦争や、現代社会のオートマチックな残虐性をみれば、未来の自然災害が破壊的なものになると容易に予測できる。(月の帰着も、つまるところ人間に因るものだろうか?)

 2016年熊本大地震が起きた際、政府は陸路でつながっている場所にオスプレイを2機飛行させ、19時のNHKニュースで(被災状況よりも)ヘリの有用性について長々と報道していた。(ソースはこちら

オスプレイと陸路でやってきた救助隊員
 
 当時、TVをみていると、地獄の窯が燃えたぎっているイメージが脳裏に浮かんだ。 

 軍産複合体はアーリマンの受肉を準備しているので、まさに、比喩ではなく、文字通り、”悪魔の所業”であった。日本もアーリマンの手中にある。 


 地震や災害と戦争のニュースが増える度、刻一刻と反キリスト(アーリマン)の受肉が近づいているのを感じる。
そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。 多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。 民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。

 死後の世界と、輪廻転生があることを認識ているはずなのに、透徹した思考と道徳を持つ努力をせず、実は気分でしか霊界をとらえようとしなかった人は、安易にカルマが解消できると信じ、アーリマンの手に、落ちる。


 人間よ、アーリマンを克服せよ。

<ここまで>


↑ぽちっとLOVE

コメント

このブログの人気の投稿