伊勢女さん予言ちょっと真面目に再考

 ・・・時節が近づいて来たらしいので? 予知夢が現実となるのかどうか、正確な日時を見当づけられるかどうか、ちょびっと真面目に考察します。(*当たると断定しているわけではなく、当たらない場合の解釈も最後にまとめています。)

 伊勢女さん予言が出た当初は、人智学などの秘教的知識はほぼ無かった。それから数年、多少はまともな考察ができるようになっただろうか。。。?


 過去記事にも書いた通り、夢を高次世界の啓示とみるのは不正である。予知夢というものは覚醒意識でみているものではないから、あまり信頼のおけるものではない。修行によるのではなく、先天的に予知夢をみる人はいる。夢自体、未来からの流れを含むことがあるが、夢をみている大抵の人間の意志は弱いから、未来の印象の中でも本人が驚愕するような災害や死に関するものしか覚えていない。時にはその印象を増幅したりもする。また、睡眠中の体の痛みや尿意・多汗などの生理的現象が津波のイメージとなることがあり、過去・現在・未来の流れを混沌とさせているのが夢を見ている一般的な状態である。伊勢女さんの予知夢は、より具体性があるにせよ、一般的な夢の延長線上にあると言える。とはいえ、ノストラダムスの予言しかり、真偽が分からないにせよ、世間に広まるものには霊界からの意図があるであろうから、その意図を紐解けるように考察しようと思う。

 最近ネットに出回っている伊勢女さんの「夏の予言」はまとめられたものである。詳細版はコチラのブログにある。なお、伊勢女さんの別の予知夢には外れているものもある。

 原文の文言を逐一、見ていこうと思う。


○「夏の予言」は、そもそも夏とは限らない。

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 ”冬・春・夏・秋の四部形式でみた初夢のうち、本当に恐ろしいのは夏のような気がする。 サーファーや海沿いの民家や道路、電車、ビルまでが津波に飲み込まれるような悪夢を初夢で見た。 地域は関東地方で最大震度7。ニノマエ町というところ。 TBSのSPECみていた関係か、地名ニノマエ?だったような感じ。

夏だと思います。 時刻は朝のような。電車が混んでいるので平日の朝でしょう。 朝だからなのかもしれないですが、サーフィンや海水浴をしている人がまばらなようでした。 天気のよい日のようでした。 津波にのまれる、嫌な光景でした。津波が電車や都市部の高層ビルまで押し流したり、山にぶつかっていったり。 震度7がニノマエマチで、一帯が震度6強。伊勢市も震度6強といったアナウンスが流れた感じでした。”

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 夢をみせた神霊は、夏だと伝えてはいない。伊勢女さんが夏だと考えたのは、サーフィンや海水浴をしている人がいたからである。しかし、サーフィンは冬でもできる(冬こそサーフィンがおススメ)。また、サーフィンをしているエリアで普通の海水浴はないだろうから、類似のボディボードなどをやっている人達か、海岸沿いを散歩している人たちを見たのかもしれない。したがって、この予知夢が現実のものとなる季節は、春先~夏~晩秋のあいだと見た方が良いだろう。最近の異常気象を考慮すれば、真冬でもあり得る。神霊が伝えたことと、伊勢女さんが解釈したこととは、区別しないといけない。


○震源・地震の規模について

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 ”神奈川県は行ったことがないのでよくわかりません。ニノミヤですか? やっぱりニノマエだったような…。津波で流される電車は、横に濃い青い線が二つで真ん中が黄色かオレンジの太い線。 その地域は海と山が近く、トンネルの多いような地域。その他、地名としては「切り倒しが崩落」 「こまちが壊滅、駅前も無残な瓦礫の山」 鎌倉市があやしいですね。

 ニノマエ、ニノマエ町(マチ)だったようで、そんなに長くはないです。 やはり、「二宮」なのかもしれません。

 前の前のスレ付近でWikipediaで教えていただいた電車は横須賀線の電車に間違いないと思います。

 いま、1月2日の日記を今読み見返していますが、赤い電車も出てきたようですが、関係なさそうです。 大きな駅を「ドレミファソラシド~」というベル?で出発するんですが(笑)、この電車が出発して数分後に大地震が起きて高架が崩れて、下に落ちて大変なことになったりしています。 ドレミファソラシド~なんて、アホみたいなことあるんかなと思います。有り得ないので、まあ、この電車については全く関係ないですね。

 ニノマエは二宮の聞き違いです。 訂正します。

 内宮に今日行ってきましたが、帰ってきて眠気がさしてきたので、うつらうつらしていたら、初夢のような夢を見てしまいました。 ニノマエは二宮の間違いだというメッセージをもらいました。

 あと、映像と声。 女優の岩井友見さんに似たアナウンサーが全国ニュースで「東京のスタジオが被災したため、復旧のメドがたっておりません」と話す。 アヒル口の男性アナウンサーが「今日のニュースナインはこれで失礼します」

 その他:文字として出てきたもの(地名?) 行味川 猜森
 行味川は橋がかかっていて下が川になっている場所で、看板は横書き。 猜森はトンネルか暗闇に浮かび上がった文字で、横書きだったと思います。”
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 二宮町の位置。


 震源は相模湾だろう。
 
 鎌倉の「切り倒し」じゃなくて「切通し」 。

鎌倉タイム
切通しは鎌倉時代にできた古道のことである。

 「小町」 。鎌倉駅前の観光地。


 濃い青い線二本と真ん中が黄色の電車。

E217系(横須賀線)(wiki

横須賀線(wiki

 ドレミファインバータ搭載の赤い電車。

京急2100形(wiki

京急本線・逗子線(wiki

 京急新逗子駅(2020年に逗子葉山駅に改名予定)の高架連絡橋。

新逗子駅の高架連絡橋

 相模湾からダイレクトに地震と津波が襲うのだろう。マグニチュードが小さくても、震源が浅く陸に比較的近い沖合が震源なら、東日本大震災より強烈なものになる可能性がある。逃げる時間がない。

 「東京のスタジオが被災」とあるが、NHKの本社は渋谷にある。十分に地盤改良している場所も被災していることから、震度6強は東京も含まれているだろう。 伊勢市まで震度6強とは、少し想像しづらい。

 行合川(ゆきあいがわ)。

西に江の島、東に鎌倉小町。

 神霊は「行味川」と伝えている。味(アジ)と合(アイ)は発音が似ている。おそらく中世鎌倉時代は行味川(ゆきあじかわ)と呼べれていたものが変音したものであろう。このことは神霊の出自とも関連する。

 非常に推定しずらいのは、「猜森」(さいもり、あべもり)というワードである。横書きで、トンネルから浮かび上がってきて見えたことから、トンネルの名前であると考えるのが普通である。鎌倉周辺には数多くのトンネルがあり、どうも名前がネットに出回っていない、もしくは名前を正確に伝えて来なかったトンネルもあるようである。そのようなトンネルの一つであると考えることができる。あるいは鎌倉の洞窟のひとつかもしれない。

 また、通常「猜」は「サイ」と読むが、人名では「アベ」とよむ。猜森(あべもり)から安倍守、安倍晴明という考え方もある。実際、「晴明石」というものが鎌倉にあり、このことから神霊は安倍晴明に関連しているという。

 震源は相模湾で、津波の被害は湘南・鎌倉・逗子が酷くなるで間違いないだろう。特に鎌倉は観光地としても世界的にも知られているから、被害状況は詳細に報道されるだろう。

 予言では語られていないが、相模湾で発生した津波が東京湾まで回り込む可能性に注意しなければならない。東京湾では急に水深が浅くなるので、水の逃げ場がなくなって津波が高くなり、三陸海岸と同様な甚大な被害が発生するかもしれない。横須賀には米軍の原子力空母の基地がある。事故になれば放射能汚染も懸念される。



○なぜ地震が襲うのか

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 ”できるだけ優秀な人に伝えてほしいとのこと。私にはわからないだろうと言われましたが、だったら私にそんな夢見せないでよと苦情を言っておきました。
 「ふっつ(富津)の神でなければもはや止められない。たけだ(武田)のミカ(武田みか→人名?)は既にいない。石が溶けて(溶岩?)もはや守れない。偽りの都は滅びる」

 偽りの都は滅びるの偽りの都はどこ?→けがれた地のこと。(高層ビル群・東京スカイツリー?・巨大な観覧車・港)このけがれた地は、ゴギョウ(五行)のわざわいをもって清められる。

 わざわいとは地震?→地震と火と津波と風といくさ(戦争)。

 東京、日本はどうなるの?→火の元の天使は都に戻る。笑みしの国は立ち上がる。のだそう。火の元と笑みしは音声です。なので、日の本、蝦夷という方もいらっしゃるようです。”
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 「ふっつ(富津)の神」は、香取神宮・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)、「たけだのミカ」は、鹿島神宮・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)である。石は要石のことだろう。

 鹿島の武甕槌大神は、要石に住まう日本に地震を引き起こす大鯰を御する存在である。経津主大神は武甕槌大神と対をなす存在である。(「ふっつの神」であれば止められる、とも解釈できるので、地震がなかったらそうゆうことで。)

鹿島の要石(wiki
 (10年以上前に行ったときは、蜘蛛の巣が張ってましたなぁ。)

香取の要石(wiki

 この要石という秘教的な効果がなくなり、地震が起こるという。まあ、江戸が誕生してから、1615年、1635年、1855年安政地震、1923年関東大震災等の地震が発生しており、効果の程はとっくに失われているのだろう。(東京スカイツリーがその代わりであるという説があるが、個人的にあまり良い感じはしない。)

 夏の予言の地震は、鎌倉時代の地震に類似している。

【鎌倉大地震】・・・”正応6年4月12日(ユリウス暦1293年5月19日)以降に関東地方南部に被害をもたらした地震。震源域は鎌倉周辺、規模はM7以上と推定される。建長寺を代表として多数の神社仏閣が倒壊し、多数の死者が発生した。『鎌倉大日記』では、翌日にも余震と思われる地震の記述が残されており、建造物の倒壊のほか多数の土砂災害などが発生、23,034人もの死者が発生したとされている(『武家年代記裏書』)。2008年、東京大学地震研究所では、三浦半島小網代湾の堆積物に着目、分析を進めた結果、鎌倉大地震により発生した大津波の痕跡を見いだしている。2014年、日本政府の地震調査委員会は、M8クラスの相模トラフ地震としている。2015年に政府の地震調査委員会は評価を変更し、相模トラフと分岐断層である国府津(こうづ)-松田断層帯が連動して地震が起こったとした。”(wiki

 地震の周期性があれば、予言の地震も相模湾の国府津-松田断層帯とそれに連なる相模トラフが震源となるだろう。東日本大震災と同程度のマグニチュードであろう。 


 ”数多くの自然災害を目撃すると、「いつ、この自然災害は準備されたのか」という問いを立てることができますし、立てねばなりません。自然災害は戦争の戦慄、戦争の残虐、人類文明の進歩のなかに現れたその他の残虐さのなかで準備されたのです。”『天地の未来ー地震・火山・戦争

  聖書には、有名なソドムとゴモラの話がある。不義を行う人間の数が増えると、神の怒りを買うことになる。その自覚は多くの人がもっているだろう。小生も含めて。(個人的には、最近の奇怪な犯罪行為・社会の病巣を表現する人間は、それら不義のアストラル体に憑依されていると考えている。だから、当人だけ責めても何の解決にもならない。)

 偽りの都・東京(江戸・穢土)は五行によって滅ぶとのことだが、首都移転はあるかもしれないが、物理的に滅ぶのではなく、「人間が生んだ負のアストラル体が滅する」という意味だと解釈している。関東大震災でも、世界大戦でも滅びなかった、むしろその後繁栄した。しかし、また人間自身が地震の原因をつくるから、地震に見舞われるのであろう。

 天皇(日の本の天子)家は京都へ。東北地方はやや隆起する。

 ちなみに「できるだけ優秀な人に伝えてほしい」というのは、賢い人という意味ではなく、政治家など影響力の高い地位にいる人の意味にもとれる。


○神霊の正体は

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 ”こういう夢のようなものを伝えてくるの神様?なのか、霊なのか、わかりません。尋ねても名乗りません。人間や動物の形でもなく、光のような、白いふわふわしたような、女性のような感じのものです。神様ならなぜ私たちを救わないのか、こんな目に遭わせるのかと抗議したこともありますし、無視していれば諦めてくれるのではと無視しても相変わらずです。困ったものです。宝くじ1等を当ててくれるとか、幸せになるのであればうれしいのですが。

 視覚的に白い光、けむりのような感じ。人間や動物ではなく、丸いような玉のような感じ。感覚的にはふわふわしたような、女性的なようでもあり、です。すごく我々を心配している感じです。

 メッセージとしては、人間の力なんて大したことがない、金や物や権力は人間が作り出したもので、あまりにも愚かだからあなた(私のこと)は人生を反省しなさい。すべてのものが一度無に帰すことで世の中が変わっていくのをごらんなさい、みたいなメッセージ。物に執着しちゃいけないとか。でも、生きる上ではお金と物は絶対なんだから、神様?も無理なことを言うものだと。無視しています。無視すればメッセージは止まると思いますから。”
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 伊勢女さんの予知夢の場合、夢で神霊は正体を明かさなかった。というより明かせなかった可能性が高い。なぜなら、霊界と物質界をつなぐにはエーテル界(四大元素界)を通過しなければならず、エーテル界の作用により、受け手が勝手に神霊の形姿をイメージしてしまうからである。霊視の初期段階では、神霊がとある人物に見えていても、霊視・霊聴・霊的合一と能力を高めていくと、次第に形姿をもたないオーブのように看取すると思われる。悪霊を神霊と誤解するのも、受け手の問題であろう。現代人は早期教育の影響や唯物論などのために霊能力が発達しづらい。欲がなく、子供のように純粋なところがなければ霊界とつながれない。(”汝幼子のごとくならねば、神の国に入ることあたわず。”)伊勢女さんにせよ、松原女史にせよ、ジャンヌダルクにせよ、そういったところがある。

 ジャンヌ・ダルク(1412-1431)は、大天使ミカエルに導かれたという。

Jeanne d'Arc, by Eugène Thirion (1876)

 しかし、シュタイナーによれば、ジャンヌに啓示した霊的存在は、実際はハネス・スコトゥス・エリウゲナ(810-877)として生きた霊的存在であった。(『世界史の秘密』)
(*2024/1/12英語版を読むと、ジャンヌとエリウゲナに啓示した霊存在が同じ、となってました。)

Iohannes Scotus Eriugena(wiki

  伊勢女さんに啓示した存在の正体を知るには、物質界にいる人間が高い霊能力を持たないとできない。とはいえ、予知夢の文言から、多少の推論は可能である。「五行」や「ふっつのかみ」など、古神道や陰陽道、仏教的宇宙観を思わせる表現があることから、先に述べた安倍晴明のような人物であってもおかしくはない。また、「行味川」については、現代で該当するのは「行合川」しかないことから、この霊的存在は「行味川」と呼ばれていた時代を過去に生きていた人物であるだろう。地震の被害は二宮町や湘南など鎌倉以外でも多々あろうに、鎌倉についての言及が多いことからも、鎌倉周辺のエリアがあまり発展していなかった時代に生きており、「行合川」と呼ばれるようになった時代から現代までは、少なくとも生きていないだろう。東京を「偽りの都」と表現しているから、近畿地方に出自のある人物の霊体であると思われる。


○霊界からの転写・地震はいつ発生するのか

 物質界の事象は、霊界で先んじて生じる。伊勢女さんの予言がネットに現れたのは2011年4月であった。

 ヨハネの黙示録で有名な天の戦いは、シュタイナーによれば1841年に霊界で発生した。

 ”12:7さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 12:8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。 12:9この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。 12:10その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。われらの兄弟らを訴える者、夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。12:11兄弟たちは、小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、彼にうち勝ち、死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。12:12それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである」。”『ヨハネの黙示録


 1841年に霊界での戦いに敗れた悪霊たちは、1917年に物質界に降りてきた。人間となり、あるいは人間の傍らで、悪事をなす。この場合、霊界の事象が物質界に転写するまで、およそ76年経っている。伊勢女さんの予知夢の場合、鎌倉時代の地震の再現の可能性があり、聖書にあるような人類史に関わるものではない、と言えそうなので、76年も待つものではないだろう。オリンピック前に起こるのであれば、約8年かけて物質界に転写することになる。

 ちなみに小生は、宇宙からの大予言に書かれた松原氏の予言は回避されておらず、2039年頃に起こると考えている。「1985年9月末から事態は始まって」おり、物質界への転写までおよそ54年である。松原氏の予言の方は、人類史に関わるものである。伊勢女さんの予言は、表現はとても悪くて恐縮だが、その前座のようなものだろう。だから、その転写に70年も50年もかからないだろう。 

 ”…神秘学者は、そのような(大地震などの)日付を示すことができます。
 さて、次の問いです。「それを告知できるか。告げてもよいのか」です。深い秘密に外的に向き合う者は、当然「然り」と答えることができる、と思うでしょう。しかし、このような出来事に関しては、各世紀にせいぜい二度か三度、秘儀の場から何かか予告されるだけです。それらの出来事は人類のカルマに関連しており、個々のことがらが避けられるとしても、ほかの所にほかの現象が現われるにちがいありません。予告することによっては、事態は何も変化しないにちがいありません。
 人間がこのような出来事を処理しようとすると、いかに恐ろしい方法で地球全体のカルマに介入することになるか、よく考えてください。恐ろしい形で反応が生じるでしょう。例外的に、秘儀に深く参入した者が地震を予知したとき、自分のため、もしくは自分に近い者たちのために、その知識を用いることはできるでしょう。しかし、その秘儀参入者は事態を知りつつ没するにちがいありません。何千年・何万年をとおして人類のカルマのなかに存在してきたことがらは、短期間で廃止されたり、無力にされたりしないからです。”『天地の未来


 ゲリーボーネル氏は、かつて日本を襲うはずだった地震を、「あるグループ」が影響の出ない場所に力を分散させようとしたが失敗し、死者22万人をだしたスマトラ島沖地震を引き起こすことになったと著作に書いていたと思う。「あるグループ」が人間にせよ霊体にせよ、小生は彼らに憤怒の念を覚える。地震の規模を変えたりするのではなく、警告すべきである。

 よく、地震は忘れたころにやって来る、というが、霊界は時間の進み方がちがうので、物質界で時節が近づいたからと言って、霊的存在があらためて警告できるわけではないだろう。霊界で「地震が発生した」段階で警告することしかできないだろう。物質界で地震が発生したころ、警告した霊的存在は別の世界・時間軸に生きているのだから、呼んでも応えないかもしれない。伊勢女さんに啓示した霊的存在が、とても高次の霊的存在で、自由自在に活動できる、というわけでもなさそうである。霊界には霊界の都合が、物質界には物質界の都合がある。


○まとめ

◇地震が発生する場合

・地震は発生するのは今時節~2039年のどこか。1293年鎌倉大地震の再現。M8。
・季節は夏とは限らない。春先~夏~晩秋。異常気象を考慮すれば真冬もあり得る。
・日時は平日の朝方・通勤時間帯 AM6:00~AM9:00くらい。
・震源は相模湾。国府津-松田断層帯から相模トラフのどこか。
・震度7。広範囲に震度6強。被害が大きいのは二宮町から逗子市にかけての標高の低い相模湾沿岸。
・やや入り江になっている鎌倉・逗子の駅前まで津波が及ぶ。
flood mapから推定すると、津波は2~5m程度、局地的に7m程度。電車を流すには1mあれば十分。相模川一体は広範囲に津波が及ぶ。

flood map

・巨大地震の頻発によって首都機能の移転があるかもしれないが、東京が物理的に滅ぶのではない。地震の霊的役割は、人間が生んだ不浄なアストラル体を滅することにある。しかし、人間がまた不義をおこなうので地震が繰り返しやってくる。
・啓示した霊体は近畿地方に由来する、古代~中世に生きた安倍晴明のような秘儀参入者。現代を生きたことはない。神より人間に近い存在。


◇地震が発生しない場合

・鹿島・香取神宮の要石は8世紀以前に設けられたと推察されるが、1293年に鎌倉大地震が発生しており、鎌倉時代には、すでにその効果はなくなっていると言える。伊勢女さんに啓示した存在の、「ふっつ(富津)の神でなければもはや止められない。~石が溶けてもはや守れない。偽りの都は滅びる」 の文言は、鎌倉時代の人々に啓示されても違和感はない。むしろ、その後多くの大地震に見舞われてきた現代に啓示するのに違和感がある。
 このことから推察されるのは、霊的存在は、鎌倉時代に生き、鎌倉大地震を予知し警告したが防げなかった、秘儀参入者の後悔の念が人格化した、いわゆるアストラル死骸であるということである。アストラル死骸とは、平たく言えば幽霊のことであり、伊勢女さんに啓示した存在は、単なる成仏できない幽霊の不安の念が夢に現れたに過ぎない。「念」であって、「魂」ではない。当の本人は転生の法則にしたがって別の人生を既に歩んでいる場合もある。啓示した存在は、浮遊霊(ファントム)の一種なのかもれない。


 ・・・地震が来る気がしますか?・・・それとも来ない気がしますか?


 ・・・正確なところは秘儀参入者しか分かりません。


 ”24:36その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。 24:37人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。 24:38すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。 24:39そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。 24:40そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。 24:41ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。 24:42だから、目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。”『マタイ福音書



 ”悔い改めよ。御国が近づいたから。”



 おわり

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19/8/26追記

 ふと思い出したが、臨終間際にみた予言も、似たようなことを語っていた。小生はだいぶバイアスをかけているのだが、時間があれば考察しようと思う。特に『ユーフラテス』を。


”ある男性が臨終間際に見た2006年6月の大災害のビジョン

 3月20日
 AM3:45(書きとめるよう、要求する)
  『星が並ぶ時、その時がやってくる。それはすべての序章、始まりに過ぎない。
  語って伝えなければならない。地中深く、大きなうねりは、すでに起こってい
  る。磁場の異変、魚、鳥が方向をあやまる。ある種は多く数を増やし、ある種
  は多く死を迎える。春より危険の運気が高まる。人心が乱れ、暴力事件、殺人
  事件、交通事故多発。』
 AM4:02
  『夏を待たずして、そのときが来る。東京、千葉、神奈川、そして茨城に』
  (非常に冷静に語る)

3月21日
 PM9:00(睡眠導入剤を受け付けない、やや興奮している)
  来年(今年2006年)5月から東京に行かないで、6月は絶対いかないで。
  知人や友人にも行っちゃいけないと、住んでちゃだめなんだよ。早く…。
  三度も来るんだ、(何が?)地震だよ。病気だよ。ああ…。
  皇族が東京を離れたら、危険の知らせだ。休養を理由に移動する。
  皇太子一家は、どうやら那須らしいなあ。
 PM11:20 入眠

3月22日
 AM2:10
  なんなんだぁ、なんなんだ。(何が?どうしたの?)(痛むの?)地下鉄はいけ
  ないって言ったのに、暗くて見えない。
  水だ、これ海水?真っ暗になるよ。人が人の上に人の上にああ。流れる、逃げて
  逃げて(何から?)そこから逃げて!!
  だめだ。人が。(意識混濁)
 AM2:30看護士「排尿時、水の夢を見る人が多いですよ。」
 AM4:10(静かに目を開ける)
  パンタグラフは、花火のようだ。新幹線はやつらが操作する。遠くから、操作
  する。けっして乗ってはいけない。
  (やつらって誰なの?)やつらは何でもやれるのさ。ジェット機さえも。(やつ
  らって?)
 AM4:35
  大変だ。あいつら、生血飲んでたよ。経血も好きらしい…。
  少年や、若い女性。ああ、何てことを何てことを。
  信じられない。生肉だ。あいつらなんなんだ。ああ怪物じゃないか……の怪物
  だよ。(具体的に名前を挙げる)気持ち悪い…(水を吐く)
  (麻酔科の医師が来る「幻覚を見るんでしょう…。」)
  (抗興奮剤点滴を入れられる)
  入眠

 AM9:30
  (回診の教授に向かって)「CIAは、麻薬売ってるんですよ。変でしょう。ロン
  ドンの銀行は八百長なんですよ。スイスも八百長グループなんですよ。ヨーロ
  ッパって悪党多いですよねハッハハ…。」
  教授「ご親せきを呼んだほうがいい時期に入りました。」
  (平静)
 PM11:10 <呼吸が荒い>
  品川あたりかなぁここ…燃える燃える。家の中でああ。家具が危ない。早く出
  て!イヤダ イヤダ イヤダ 東京は広範囲、おれは何もしてあげられないよ。
  鎌倉かぁ、大仏に向かって海水が進む。信じられない。
  ……さんや、……さんに連絡とってよ。早く。(時間の感覚がないようだ)
 PM11:30 看護士「興奮すると消耗するのでお薬を点滴に入れました。」
  (入眠)

3月23日
 AM5:30 (静かに眠る)  
  来年は雨の量が多い。夏は酷暑だ。感染症が蔓延する。地震の後遺症と食中毒、
  おびただしい数だ。トイレはどこもあふれかえっている。

  消毒用エタノールをスプレー容器に移し、外出後、必ず、手指にスプレーして
  から部屋に入室するよう皆に伝えて。ベンザルニウム、オスバン液でもいい。
  早めに入手しておくように。品薄になる。
  さらし一反は準備品に入れること。腰ひもにも使えるし、包帯にも、巾着にも
  なる。

  冬は、石油の供給量が減っている。激減だ。まったく手に入らなくなったら炭
  を使うように。寒い冬だ。

  11月頃、銀行が機能を停止する。ハイパー(?)インフレ状態。大きな銀行の
  貸金庫→危険、今すぐ出して。日本円は暴落、ユーロは生き残る。見せ掛けの
  好景気。株上昇→破滅。
  やつらが策意的に動いた結果だ。
  今、もう政府は知っているようだ。(一部の人間)

  米がない。不足だ。輸入もままならない。
  野菜が不足だ。粉末の青汁を用意しておくこと。乾燥野菜を買いなさい(どこか
  ら)自衛隊がもっている。(じゃ、買えないじゃない。)
  炭、(備長炭)(はく炭)     絵(略)→雨水から飲料水を作る
  竹炭→土を生き返らせるために砕いて使う。
  家中の隅に置くと、感染症の菌の力が弱体化する。
  天気のいい日は、太陽光に干すこと。

  イランの指導者が変わり、その人物は核を強力に推し進め、中東の紛争が拡大
  する。そのため、石油高騰する。
  日本への石油供給量は激減する。
  (私は石油どのくらい買っておけばいいの) ふた冬分かなぁ…
  (入眠)

  あいつら(?)結核までコントロールしていたよ。
  デング熱、鳥インフルエンザ、サーズ、エイズ、DNAの操作、遺伝子組み換え、
  人工人間、マインドコントロール人間2000人位。
  生物兵器、細菌兵器。キモチワルイ
  各種人体実験
 AM9:35回診(医師団に向かって)
  知られざる地下帝国って知ってますか。地下にあるんですよ。あいつらが造っ
  たのが…
  医師「どなたか会いたい人いますか?」
  地下都市、あいつら、そこに逃げるんだよ。
  (会話になっていない)
  (入眠)

 PM6:00
  冬の寒さ対策を伝えなくちゃ、備品も、
  アルミの掛物   ローソク   寝袋   しちりん
  防寒服    炭消しつぼ   南極用のウエアー
  綿の下着は汗で冷えるので着用しない。
  酢−ビタミンC不足を補う。血液もサラサラにする。
  入手した野菜を薄酢漬けにすると数日間長持ちする。

  皆んな、皆んなは生きてよ。いきてくれ。生きなくちゃ。
  おれ、そろそろ行かなくちゃだけど、おれは、設定だから。
  「エレベーターに乗らないでよ。閉じ込められたら誰もあけてくれないから、
  乗らないでよ。」
  (私の額をさわる。泣く夫。)

3月28日 尿が完全に出なくなる。
 PM8:00
  目を大きく見開き、誰かを見つめる
  今まで観たこともないような美しい至福の顔
  空を見つめ、何か話したい様子
  「神様を見てるんだね。良かったね。いままでありがとうね。ありがとうね。」 
  私の手を力強く握る、目を閉じる。手に力がなくなる。
  「もう一度手を握ってよ!」
  完全に力が抜ける。
 
  別れの時。

3月29日  呼吸停止。
 AM8:40永眠。

  (火山は、かつて溶岩が流れ出した場所が注意。富士山も同じ 登山してはならない。
  原発→言及してない。

  自然発生する大きな地震
    6月−東京、神奈川、千葉
    夏−宮城沖
    12月−3種同時
  
  懸念される人工地震の場所
    ベイブリッジの支柱の下
    四国の橋−これは回避
    名古屋の目玉の下?−意味不明
  
  天災としての地震後、または、別時遠隔操作可能の破壊装置が作動されれば 
  誘発連動して、その規模は計り知れないが、回避の道を選択するグループの力
  が強まれば、その規模は小さくなる。

  どうやら人には、ここに発生する以前に、ある程度の青写真のような設定があ
  るらしい。      
  それは個人だけにとどまらず、集団、国、国家間にも同様にあるようだ。
  その青写真は、けして完成されたものではなく、大きく時をさかのぼるところ
  からきているようだ。

  近い将来、日本が直面するであろう危機もまだ青写真なのだ。それを迎えるに、
  日々刻々、成長した心に変化が望ましい。

  来年の地震?ウーン…
  その青写真の先、本当の本当の危機は、6年後、7年後の青写真さ。

  『ハルメギッドゥ
  ユーフラテスの頭の先
  アジアの軍ロシアの軍がその地へおもむく。その数 類類
  生きた赤い地が鉄色の砂に変わる
  いつわりに造られた家々ことごとく壊れ、丘はくずれ、地に沈む』

  しかし、絶望的なことばかりではない。ちゃんと希望のある現実が待っている
  んだ。大丈夫ってこと。そこに焦点をあわせると超えられるんだ。)”

シャンティ・フーラ


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