クセルクセスが立ち上がる日

ノストラダムスが当時の支配者であるアンリ2世に詩百編を上梓した際に添えた手紙の一部から、昨今と近未来の出来事を予言したと思われる部分を、個人的に解釈します。



“そして反キリストの大帝国がアティラに現れ、クセルクセスが数え切れない大軍をもって下るでしょう。そのため、48度から生じた聖霊の来臨は、反キリストの嫌悪を追い払いつつ、移動するでしょう。反キリストは、イエス・キリストの偉大なる代理者である王族、およびその教会と王国に対して「一時の間、時の終わりに」戦います。

そして、その前に、天地創造からイエス・キリストの死と受難の時までに起こった中で最も暗い日食が先行するでしょう。(この日食は)その時から今までで最も暗いものです。そして10月に何らかの大きな移転が行われ、その結果、人々はどっしりとした大地がその自然の動きを喪失し、永遠の闇に沈んだと思う事でしょう。春分の時期にはその前触れが起こり、そして後には極度の変化、治世の交替などが続くでしょう。それらは(複数の)大地震によるもので、第一のホロコーストの嫌悪によって増大させられた哀れな娘である新しいバビロンの急伸を伴います。そして73年7か月しかもたないでしょう。”

『アンリⅡ世への手紙』ノストラダムス大辞典より 一部改変

これを以下のように解釈します。

“そして反キリストの大帝国がウクライナに現れ、ムスリムが数え切れない大軍をもって下るでしょう。そのため、48度から生じた聖霊の来臨(アーリマン?英雄?)は、フランスをはじめとしたヨーロッパのキリスト教世界を脅かす反キリストの嫌悪を追い払いつつ、転生するでしょう。ロシア世界とイスラム世界は、唯物論が蔓延したゲルマン・アングロ=サクソン世界に対して「一時の間、時の終わりに」戦います。

そして、その前に、天地創造からイエス・キリストの磔刑までに起こった中で最も暗い日食が先行するでしょう。1999年8月11日にヨーロッパで発生した皆既日食は、その時から今までで最も暗いものです。そして10月に何らかの大きな移転が行われ、その結果、人々はどっしりとした大地がその自然の動きを喪失し、永遠の闇に沈んだと思う事でしょう。春にはその前触れが起こり、そして後には極度の変化、治世の交替などが続くでしょう。それらは(複数の)大地震によるもので、第二次世界大戦におけるユダヤ人大量虐殺の結果として誕生したイスラエル国家に対する憎悪が膨らんだ、哀れな娘である新しいバビロンの急伸を伴います。そして73年7か月しかもたないでしょう。”

2023年10月7日に発生したハマスによる軍事作戦をきっかけに、近い将来イスラム世界と西側世界との戦いが中央ヨーロッパを舞台に始まると考えられます。個人的意見ですが、ヨーロッパ大陸にあるNATO諸国には住まない方がよいでしょう。今から引き揚げるようにしてください。じゃあ日本は大丈夫なの?と聞かれても分かりませんが…。

2023年10月の星位と2001年9月11日の星位が類似しているという指摘があります。それはつまり、戦争を仕掛けている存在は、宇宙事象を利用している、ということだと思います。大きなカルマが発動します。

現在の騒動から「数えきれない大軍」がヨーロッパへ向かうには、物理的にトルコが関わってくるでしょう。トルコの動向に注目です。

今度のヨーロッパ・イスラム・ロシア戦争は、唯物論の指導霊アーリマンの受肉に合わせておこなわれるでしょう。私が言うアーリマン・反キリストは、ノストラダムスのそれとは違う点にご注意ください。偽救世主は、戦争や病気を解決し、多くの大衆に礼賛されることでしょう。しかしアーリマンは魂の死をもたらすのです。信仰の概念はおろか、もはや善悪の概念もなく、機械生物のような人間を大量に生み出すことでしょう。それはすでにはじまっています。

ロシア世界は、アーリマンから自民族を守るために戦い、長期的には勝利することになります。
次代の人類の進化をリードするロシア世界に敵対するのが、あと1500年で滅びゆく西洋文明です。ロシアに敵対するのは民族の自殺行為なのですが、日本はもう無理でしょうか…?

アーリマンの器となる人間は現在24歳です。彼が数年先から40歳になるまでのどこかで、宇宙領界(兜率天)からアーリマンが降りてきます。その時に、大地震が発生するでしょう。既にアフガニスタンー中東ー北アフリカでは今年大きな地震が発生しています。大地震が世界規模でないことを祈ります。

「10月に~春にはその前触れ」が、既に起きたのかは分かりません。ノストラダムスはユリウス暦を使用していますので、西暦でいうと10月上旬から11月上旬までになります。春と秋、季節の変わり目における天地現象に注目したいと思います。

今世紀の戦争は「73年と7カ月」に渡って影響を及ぼします。その後も人類は歴史を刻んでいきますので、あまり怖がらず、うまく乗り越えることを考えていきましょう。



その鋭いかまを地に入れて、地のぶどうのふさを刈り集めなさい。
ぶどうの実がすでに熟しているから


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