反キリストの宣戦布告 ~NETWORK(1976)~
アメリカのTVドラマ『NETWORK(1976)』のワンシーン、資本家の告白
(日本語字幕をONにして視聴してください。)
”さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。”
『黙示録』
シュタイナーによれば、1841年~79年にミカエルとアーリマンが戦い、敗れ去った悪霊たちは地上に投げ落とされたと言う。現代人は、これらの悪霊に自我を差し出してしまう危険と戦わなければならない。自身の利己主義に正しく向かい合えない魂は、それぞれの性質によって攻撃的な民族主義者になったり、統失な陰謀論者になったりする。彼らに取り憑いているものは同じ悪霊・アーリマンである。右も左も、180度回れば合流し、最後にやることは同じであろう。テロリズムだ。
【アーリマン(Ahriman)】・・・アフリマン。古代ペルシア宗教において、善なる光の神アフラ・マスダに対抗する闇の力。アンラ・マンユとも呼ばれ、ヘブライ民族においてはメフィストフェレス、聖書ではサタンと呼ばれている。
・・・アーリマンは人間に世界の精神的土台を隠し、外界を単なる物質と考察させ、精神的なものに対する恐れを引き起こす。
・・・ 「黙示録」の獣ソラトはアーリマン的存在、ヴェネチアの総督ダンドロ(1108-1205)はアーリマン的な霊が受肉した人物であり、寄生虫・ 黴菌はアーリマンの産物である。アーリマンは天上のミカエル学院に対抗して地下学院を作り、印刷術を考案し、ニーチェを初めとする著述家に憑依している。アーリマンは3千年紀の初めに西洋に受肉して、秘密の学院を作り、本来なら人間が苦労して達成するはずの透視力を人類に提供する。世界の機械的・数学的把握、経済至上主義、国粋主義、福音書の一面把握が、アーリマンの受肉を準備する。
・・・アーリマンは人間に自由を与えるために犠牲になったのであり、将来、人間はありあまる愛によって、その返礼をすることになる。・・・
自我を投げ出してはいけない。しかし、政治を見れば、社会が良くなる可能性は低い。
TBS NEWS |
あーあ。企業に群がる組織票ってヤツは恐ろしい。(´;ω;`)ウゥゥ
”代議制民主主義とは、人民が自由意志によって、自分たちの制度と精神を貶める政体のことか”
ラインハルト・フォン・ローエングラム
宇宙暦799年 帝国暦490年 5月6日
(都知事選結果の感想だ!)
社会は悪くなる。そして、間もなくやって来る反キリストが、すべて解決してみせるかもしれない。
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