五島勉氏を偲ぶ

五島勉氏が冥府に還られました。

このブログでは、五島氏の著作である『1999年以後』を反キリストの受肉予言と絡め、考察という名の妄想を繰り広げた。

なぜか日本人救世主待望論


俗にいうヒトラーの究極予言を使わせて頂いた。五島氏はそのソースを示さなかった。とは言え、物書きは時に霊的存在に「憑依されて書かされる」から、ヒトラー予言の価値を認めるものである。(違ったらスミマセン。)

五島氏によるノストラダムス『百詩編』の紹介本『諸世紀』は、まっとうな研究者から見れば誤訳だらけ。とんだお騒がせでしかなかった。日本人救世主待望論を展開し、いまもその影響が界隈でみられる。

どこぞのネット教祖様は、ヒトラー予言の「2039年」を千年王国の到来だと言い、Y大学卒の宣者はマイトレーヤが間もなくやってくると言う。

a bust of Ahriman

しかし、シュタイナーによれば、間もなくやってくるのは反キリストであり、弥勒菩薩は4千年紀にスラブ世界に現れる予定である。

一見、字義通り救世主に見える人間が現れるかもしれない。物質的肉体に係る問題は一挙に解決され、その反対に魂の進化が止まる、あるいは精神が抑圧されるが、そうされていると気づかない時代がやってくるかもしれない。

反キリストの活動開始は、最も早いものはブルガリア人研究者の2029年というものがある。2029年から2039年の時空を生きることができたら、西洋に現れる反キリストを目視できる可能性がある。様々な災害・戦争を乗り越えて、その日を迎えたい。

五島氏の退廃していたとしてもスピリチャルな書物に触れていなかったら、100年前の精神運動である神智学・人智学にはたどり着かなかったかもしれない…?


謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


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