個人メモ~”心をつくし”~

主の日、御使い(イナゴの大群)の襲来なる、災いの日
あなたがは今からでも、心をつくし 天を仰げ

でしたっけ。むかし、世見にあったのは。異常気象を感じるたびに思い出すわ~。



”心をつくし”

 唯物論に汚染された小生にとっては、難易度の高い文言。畏敬の感情を高めるのが難しいから。

 世見の元と思えるのは、旧約聖書のヨエル書。




”2:1あなたがたはシオンでラッパを吹け。わが聖なる山で警報を吹きならせ。国の民はみな、ふるいわななけ。主の日が来るからである。それは近い。2:2これは暗く、薄暗い日、雲の群がるまっくらな日である。多くの強い民が暗やみのようにもろもろの山をおおう。このようなことは昔からあったことがなく、後の代々の年にも再び起ることがないであろう。2:12主は言われる、
今からでも、あなたがたは心をつくし、
断食と嘆きと、悲しみとをもってわたしに帰れ。

2:13あなたがたは衣服ではなく、心を裂け」。あなたがたの神、主に帰れ。主は恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされるからである。”

 『心をつくし~』の文言のはじまりは、申命記。


”6:4イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。 6:5あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。 6:6きょう、わたしがあなたに命じるこれらの言葉をあなたの心に留め、 6:7努めてこれをあなたの子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、これについて語らなければならない。”

 新約の中にも、類似の節がある。

マタイ22:37
心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ

マルコ12:30
心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ

マルコ12:33
心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する

ルカ10:27
心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ


 文言が微妙に違ったり、順番がおかしかったり。この順番が大切なのです、とかシュタイナーだったら言いそう。

 心をつくし(感情・感覚魂)、精神・知恵をつくし(思考・悟性魂)、思いをつくし(意志・意識魂)、力をつくし(エーテル)、主なるあなたの神を愛せよ(アストラル界に橋を掛けよ)



  畏敬の念をもって、誤謬の入る余地のないまったき知性をもって、集中し、エーテルを整え、アストラル体を変化させよ。

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