大使館移転したなう~荒らす憎むべき者~

 在イスラエル米国大使館が移転したなう。

  トランプは公約通り、在イスラエル米国大使館をエルサレムに移転させた。


 関係者によるセレモニー、


   繰り返される衝突

 トランプ(保守党)の支持者は、
 
NY Times
基本、アメリカの田舎者(赤色)。


 生活が一番大切、背に腹は代えられぬ、の精神で、人類愛とかは、もちろん二の次。

 ”America First” を標榜し、自分たちの暮らしと(高慢な)尊厳が回復するためなら何でもよい。

 アメリカの田舎町に、豊かな暮らしができるよう、たくさんお金が落ちればよい、と言ったところか。

 日本でも、地方は補助金を当てにして(補助金に依存して)、第一政党の利権に群がる。 

 ”背に腹は代えられぬ”。

 ・・・

 歪んだ世界、政治、経済構造。


 シュタイナーの言葉を噛みしめてみる。
私たちは民主主義を尊重はしても、民主主義に精神生活の管理をさせません。
 ・・・
人類は未来への方向に反抗します。すべての地域的な権益が未来において克服されなければならない故に、現在の人類はそれに反抗して、人間は国家ごと、民族ごとにまとまらなえばならない、という安易な命題を世界中にふりまくのです。現在世界に起きていることは、人類の進化を望む神の意志に対する反抗なのです。・・・機関車が長距離を走らなければならないとき、傷んだ線路上に来ると、線路をこわします。そして自分も先へ進めません。・・・もっとよい線路に取り替えるまでに、かなり長い時間がかかります。なぜなら、傷んだ線路をよい線路に替えようと、まだまったくしていないのですから。

(シュタイナーが社会三分節を提唱したりしたことは有名だが、どこか善良な政治家はいないものか。)

以下再編集再掲。
-----------------------

・・・このニュースを知って、思い出したのが、キリストの言葉。

24:10そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。 24:11また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。 24:12また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。 24:13しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。 24:14そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。
24:15預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、 24:16そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。 24:17屋上にいる者は、家からものを取り出そうとして下におりるな。 24:18畑にいる者は、上着を取りにあとへもどるな。 24:19その日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、不幸である。 24:20あなたがたの逃げるのが、冬または安息日にならないように祈れ。 24:21その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。 24:22もしその期間が縮められないなら、救われる者はひとりもないであろう。しかし、選民のためには、その期間が縮められるであろう。
ラオメルのキブツシリーズで言及したが、終わりの日の”本番”はだいぶ先のことであって、近い将来に起こり得るのは、その小さな転写である。)


 ”ま、まさか!?荒らす憎むべきものは、アメリカ大使館!?”などとは、全く思わない。ただ、その建物自体ではなく、”アメリカ”の行為が、荒らす憎むべきものを連想させる。

 中東は、ますます血みどろの世界になっていく。アーリマンは喜んでいる。
【アーリマン(Ahriman)】・・・アフリマン。古代ペルシア宗教において、善なる光の神アフラ・マスダに対抗する闇の力。アンラ・マンユとも呼ばれ、ヘブライ民族においてはメフィストフェレス、聖書ではサタンと呼ばれている。
・・・アーリマンは人間に世界の精神的土台を隠し、外界を単なる物質と考察させ、精神的なものに対する恐れを引き起こす。
・・・アーリマンの力は外的な印象を通じて作用するが、最も強力に作用するのは、人間が思考を拒んで、ものごとを偶然だと思うときである。アーリマンが恐れて撤退するのは、健全な判断力に対してである。アングロサクソンの経済思想・プラグマティズムはアーリマン的秘儀参入に由来する。
・・・ 
「黙示録」の獣ソラトはアーリマン的存在、ヴェネチアの総督ダンドロ(1108-1205)はアーリマン的な霊が受肉した人物であり、寄生虫・ 黴菌はアーリマンの産物である。アーリマンは天上のミカエル学院に対抗して地下学院を作り、印刷術を考案し、ニーチェを初めとする著述家に憑依している。アーリマンは3千年紀の初めに西洋に受肉して、秘密の学院を作り、本来なら人間が苦労して達成するはずの透視力を人類に提供する。世界の機械的・数学的把握、経済至上主義、国粋主義、福音書の一面把握が、アーリマンの受肉を準備する。
・・・特に英米では、アーリマン的四大元素存在が 人間の姿をとって出現し、秘密結社・カルト教団に入っている。1850年以来、アーリマンによって、機械の世界が地球の超地質層として形成される危険があり、本当はケルビム、セラフィム、トローネの流出物である地球がアーリマンによって幻影にされている。
・・・アーリマンは人間に自由を与えるために犠牲になったのであり、将来、人間はありあまる愛によって、その返礼をすることになる。・・・ 

 今回、トランプ政権がエルサレムへの移転を表明したのは、保守派、福音派の支持を受けて、公約を粛々と実行しているからで、世界情勢などトランプ並びに支持層は考慮しない。彼らは、アーリマンに使役している自覚はないだろう。”経済至上主義、国粋主義、福音書の一面把握”をしていて、まさか自分たちがキリストに反することをしているなどとは想像していないだろう(虚栄心、自己欲等があると道徳的になれない)。問題は、人間を、世界を操っている、”人間の姿をとって出現し、秘密結社・カルト教団に入って”いった存在たちである(イルミナティ等の呼称は正確ではないが、じゃあ何といえばいいのか。”アーリマンず(Ahrimans)”とでも言おうか)。ミカエルと龍の戦い(AD.1841(霊界)黙示録12章)が起こり、地上に投げ出された存在が暴れまくっている。彼らの計画どおり、世界は進んでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 基本的にこの世界は、アーリマンの受肉を迎える方向に進んでいる。記事『アーリマン受肉の準備』で書いた内容に類する出来事が、今後も起こり続ける。だから、”アーリマン”に関するものをシリーズ化するつもりはないが、何度でも起こり得るので、何度でも再掲するw



↑ぽちっとLOVE

コメント

このブログの人気の投稿