犯罪者と自殺者の魂

おっそろしい事件がまた日本で起こりました。




『座間9人遺体遺棄 逮捕の白石隆浩容疑者(27) 「金銭目的で女性を襲い、乱暴して殺した」』


”神奈川県座間市のアパートの一室で、行方不明になっていた
東京都八王子市の女性(23)とみられる遺体が見つかった事件で、
警視庁は31日、この部屋から切断された計9人の遺体が発見されたと発表した。”  

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事件について詳しく書くと、このブログもまとめサイトになってしまうので書きません。

この犯罪者は、

女なんてただの肉壺→そうだ、自殺志望者なら罪がない→ハメてハメよう。臓器も売ろう。

この程度の三段論法しか持ってないように見える。

20代後半でまだ若く、定職らしいものがなく、レイプと殺人をする、というのは、なんだか毎年あるニュースですな。

なぜ犯罪はなくならないのか?

「社会構造が歪んでいる」、「教育が壊れている」、「家庭環境が悪い」等々、どれも正解だろうが、霊的には魂の問題があるようである。
人生の本当の神秘は、犯罪者がいるということです。霊学研究者は、犯罪者が罰せられるべきでないというような、ユートピア論者であろうとはしませんけれども、人間生活の中に存在するものであれば、どんなことでも理解しようとします。・・・

犯罪者を霊視しますと、その性質が一種の霊的な早産によるものであることがわかります。・・・
・・・しかし前世の特別な事情のために、早期に受肉する理由があるときには、私たちはそれとは知らずに、地上生活をいい加減に生きようとする傾向を魂の奥底に持って、生まれてくるのです。人生を真剣に考えない態度が、その人の魂の内的なありようになってしまいます。たとえ日常意識の表面では強度の自己保存本能を持っており、この上ない利己主義的態度で生きているように見えても、その人の心の奥底では、人生をいい加減に考えて、霊的に早産した自分の人生にあまり価値をおこうとしないでいるのです。そのような場合、その人の人生は、そうとは気づかずに、表面上、自己保存本能にますます駆り立てられます。人生をいい加減にするそのような態度から犯罪者が生じるのです。

・・・人間の地上生活全体の中で、この傾向はふたたび清算されます。現世にあまり早く生まれてきたために生じた犯罪行為が、次の人生で清算されるのです。


人智学では、輪廻転生を通じてカルマを清算していくので、犯罪者の来世はとても困難なものになる。

また、人間社会も、犯罪を止めることができなかったから、未来において犯罪者のカルマに関わる社会になる。

カルマが清算できる良き社会か、カルマが蓄積する悪しき社会か。

(人類二極化の予言は、カルマの法則の結果だろうか?)


また、自殺者についても言及がある。
・・・彼は不自然な手段を用いて肉体を棄てたが、肉体に係わるすべての感情は、そのまま彼の魂の中に残されている。自然死の場合は、肉体の衰弱とともに、肉体に結びついた諸感情も、部分的に消滅していく。自殺者の場合は、突然穴が空けられてしまったという感情が生み出す苦悩の他に、自殺の原因となった充たされぬ欲望と願望とが、苦悩を生み出す。
神智学


もういっそ、今すぐ死ぬことは、あきらめて、人生をまっとうしてはどうか。

苦しみを先送りしても意味がないから。




被害者の方のご冥福をお祈りいたします。



↑ぽちっとLOVE

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