戦争経済は終わりの日まで続く

アメリカ保守系が実行する、戦争経済。北朝鮮とすぐに実弾の飛び交う戦争状態になるとは思はないが、基本的にネオコンの飽食は止まらない。

戦争経済(war-boosted economy)という言葉は、小生が初めて見たのは確か副島隆彦氏の本だったと記憶している。ネットで「戦争経済」を検索すると、「戦争は一時的に経済に好影響を与えるのか?」、「経済と戦争のサイクル性を分析する」等々、やや学問的、経済学主体で定義しようとする意見がほとんどだが、そうではなくて、「経済と戦争行為が、もはや、切り離すことができない世界」を語る言葉であると思う。(いずれ、D.アイゼンハワー米元大統領の退任演説を通じて紹介する予定です。)

高い高い、ポンコツ兵器を世界中に売りつける。アメリカのビジネスパートナーとなった国は、もはや戦争経済から逃れられない。

ところで最近、こんなニュースがありました。


『”債務帝国”アメリカは石油の中国元建てを阻止するため戦争をはじめるだろう』
 

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米国の金融セクターとその軍需産業団体は、ドルが米国の主力製品であることから、ドルの覇権を諦めることはまずないだろう。米国はそのためにお気に入りの道具を使うだろう。つまり戦争だと、カイザー氏は言う。
”日中の戦争を始めさせ、北朝鮮との戦争を始めさせるかもしれない。米国は、米ドルの世界準備通貨の地位を維持するためなら何でも行うだろう。”とカイザー氏は語った。

 ・・・

基軸通貨ドルの地位が揺らがないためには、円と元の国家間で戦争がおこり、東アジアがしっちゃかめっちゃかになればよろしい、ということである。しかし、今のところ、当該諸国はかろうじて理性を保っているおかげか、ネオコンの思惑通りに100%進んでいる分けではない。(トランプのドル安誘導発言も足を引っ張ったのだろう。)

実弾は飛ばないが、米中は経済戦争をやっている。

思い出したのが「伊勢女」の予言。
「秋」は日本ではなく、中国とアメリカが原因でお金自体の価値、食べ物の価値が変わってしまうようなことが起こってくるみたいです。混乱を招きたくないのでこれ以上は書けません。
日本は意外なことに影響がないのです。中国が日本を攻めてくることもありません。中国がアメリカに対して紙屑にするのかとケチをつけ、だったらこっちから紙屑だとアメリカが騒ぎ出して行きます。もうこれ以上は書けません。
これは今年の予言だったのだろうか?それともまだ先かな?

何気に乱高下していたドル元相場。 

ピンク辺りが2016年後半から2017年

この予言が今年のだとして、じゃあコレは?
冬・春・夏・秋の四部形式でみた初夢のうち、本当に恐ろしいのは夏のような気がする。サーファーや海沿いの民家や道路、電車、ビルまでが津波に飲み込まれるような悪夢を初夢で見た。地域は関東地方で最大震度7。
この予知夢が当たったとしても、日本が終わるわけでは、ない。

話がそれたが、戦争経済は当分続く。

人智学では、
第5文化期(1413-3573)に自由な精神生活、
第6文化期(3573-5733)に平等な政治、
第7文化期(5733-7893)に経済における友愛、
が達成される。
しかし、第7文化期には、アメリカが利己主義の文化、悪の原基として、堕天使に導かれる。”万人に対する万人の戦い”が起こる。


人間は、戦争経済に対抗できるか?



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