私的には『ユダ福音書』がおススメ

マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ~♪

そういえば、章の順番を覚える歌があったなあ。


4つの福音書。シュタイナーは、美しい自然に触れることが困難な生活をしている人は、代わりに福音書を読むと良い、とか言ってましたね。

ルカ福音書は、仏教的要素があるとか・・・。”「マタイ福音書」が現代に分かりやすく、「ヨハネ福音書」は未来に理解される”とのことである。

文字通り神の喜ばしい知らせを伝える「福音」は、信仰心を持って読むものではあるが、考古学的歴史書としてロマンを感じたいな~と思う人には物足りない。


そんなあなたに『ユダ福音書』。



1970年代に発見され、欠損が多く現在も解読途中である。原点は2世紀に書かれたが、正典に記載されることはなかった。

本書を読めば、ユダはイエスを裏切った弟子ではなく、もっとも大きな役割を与えられた弟子であることが、わかる。

本書は、現代人にとって、ゴルゴタで磔にされたイエスの行為が、完全に密儀の部類に入ることが理解できる。

というより、神秘学的には、グルジェフや後のニューエイジ系チャネラーたちが言及したことを追認するかたちとなるだろう。

しかし実はこのユダこそ、イエス・キリストの身近にいた信奉者の中で最も信仰深く、献身的だったのみならず、彼の理性と知性があったればこそ、この聖なる個人の業は実を結ぶことができたのだ。・・・この20世紀間、彼らの大多数の荒涼たる生存に養分を与え、霊感の泉となり、少なくともわずかばかり耐えうるものにしてきたのだ。・・・
わしは個人的に思うのだが、ユダが彼らの聖書の中にこんなタイプの人間として記されているとすれば、・・・誰かが、ある目的でイエス・キリスト自身の重要性を矮小化するためにそうしたのではなかろうか。


ローマ・カトリック教会はユダ福音書を将来認めるだろうか?

【ゴルゴタの秘儀】・・・・・・イエスの死ではなく、地球心魂誕生の出来事であり、古代の密儀における心魂界の行為としての3日間の仮死が、地上の歴史的事件になった。・・・イエス・キリストが負った傷から血がゴルゴタの丘に流れた瞬間、地球のオーラは変化し、地球は宇宙に向けて輝きを発しはじめた。アトランティス時代から始まっていた物質的身体の下落は、もはや人間が受肉できないまでになっていたが、ゴルゴタの秘儀によって物質的身体・エーテル体は新しい力を得た。 


・・・


深く理解できるだろうか?



L.A.Times

中東の混迷と荒廃は、キリストに抗う霊的な攻防の転写だろう。


進化の下降期ですので・・・。 




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